中部国際空港の空港案内
ena(イーナ)による中部国際空港ガイド。基本データ、運行スケジュール、交通アクセス、周辺観光、格安航空券情報など。
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中部国際空港について
愛知県伊勢湾海上の人工島にあるセントレア(中部国際空港)は2005年2月17日に開港した中部地方を代表する空港である。愛称としてのセントレア(Centrair)は中部地方(central)と空港(airport)を組み合わせた造語で一般から応募され選ばれた。
SKYTRAX社が実施した顧客サービスに関する国際空港評価「World Airport Awards 2018」にて、セントレアは4年連続でRegional Airport部門で世界第1位となる「The World's Best Regional Airport」受賞、また、8年連続で「Best Regional Airport Asia award 2018」を受賞した。
セントレア(中部国際空港)の施設は北ウィング(国内線)と南ウィング(国際線)に分かれていて折鶴をイメージしたT字型の構成となっており、旅行者の移動距離の短さが特徴となっている。100店舗以上の有名店やレストランが集結しているショッピング街や「くつろぎ処」にある「風(フー)の湯」は大好評を博しており、国際線出発ロビーには国内最大級の免税店もある。
空港のオリジナルマスコットキャラクター「なぞの旅人フー」は世界を旅しているという設定で、「ゆるキャラ」として皆に愛されている。ストーリー性が高く絵本としても発刊されておりキャラクターグッズも発売されている。 -
中部国際空港の基本情報
- 正式空港名
- 中部国際空港セントレア
- 英語名
- Chubu Centrair International Airportt
- 通称
- セントレア,中部空港,中部,名古屋
- IATA 3レターコード
- NGO
- ICAO 4レターコード
- RJGG
- 位置
- 愛知県常滑市
- 駅名
- 中部国際空港駅(名古屋鉄道)
- 就航航空会社
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- JAL(日本航空)
- ANA(全日空)
- スカイマーク
- ジェットスタージャパン
- AIR DO(エアドゥ)
- SFJ(スターフライヤー)
- SNA(ソラシドエア)
- IBEX(IBEXエアラインズ)
- JTA(日本トランスオーシャン航空)
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中部国際空港 アクセス
- 中部国際空港 フェリー
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愛知県やその周辺の方々の空の交通を担う、主要な空港といえば「中部国際空港セントレア」がそれにあたるでしょう。かつては名古屋空港がその役目を担っていましたが、現在ではその機能の多くが中部国際空港セントレアへ引き継がれています。
さて、この中部国際空港セントレアへは、発着する方の多くが航空便によって訪れるわけですが、一方で、中部国際空港セントレアから直接、三重県の津(なぎさまち)へ高速船(フェリー)による航路があります。
中部国際空港セントレアとこの三重県津との間は毎日運行されており、中部国際空港の船着き場と旅客ターミナルビルまでは、連絡通路で結ばれています。アクセスプラザから連絡通路を使い、船着き場までは徒歩でおよそ15分です。高速船のりばへ向かうための、アクセスプラザへは、ターミナルビル2階の国際線・国内線到着出口からアクセスすることができます。
このフェリーは、往路の始発が6:00、終発が21:00となっており、復路は始発が7:00、終発が22:00となっています。
便数は往路・復路合わせて30便となっており、津(なぎさまち)・中部国際空港セントレア間の所要時間は45分間です。運賃は2,470円となっています。 - 中部国際空港 から 名古屋駅
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中部国際空港は、鉄道によりセントレア(中部国際空港駅)への直接のアクセスが可能となっています。特に多いと考えられるアクセス元としては、名古屋駅からのアクセスといえるでしょう。名古屋駅からのアクセスを考えた場合は、ミュースカイまたは特急を利用して、セントレア(中部国際空港駅)へアクセスできます。
ミュースカイを利用してアクセスした場合には、乗車時間はおよそ28分となります。また、特急を使用した場合には、およそ33分の乗車時間です。
乗車金額は、870円となりますが、特急ではなくミュースカイを利用した場合には、乗車券のほかに、360円の特別車両券(ミューチケット)が別途必要となります。そのため、名古屋駅からセントレア(中部国際空港駅)へは、870+360円で、合計は1230円ということになります。
特急・ミュースカイを合わせて、名古屋駅から中部国際空港へアクセスをする場合の始発電車は、5:23となります。この電車に乗車した場合には、中部国際空港駅へは6:06到着となります。また、終発は23:15発、23:31着となります。日中の時間帯は、名古屋方面とセントレアを、ミュースカイ・特急・準急がそれぞれ1時間に2本ずつというスパンで運行しています。 - 名古屋駅 から 中部国際空港
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名古屋各所から中部国際空港へアクセスする方法としては、電車によるアクセス、またはバスによるアクセスが一般的です。
まず、電車によるアクセスの場合には、名鉄名古屋駅からのアクセスとなります。このルートの場合、中部国際空港へは、ミュースカイにて28分、ミュースカイを使用せず、特急を利用した場合には33分にてセントレア(中部国際空港駅)へ到着することができます。運賃は、ミュースカイと特急列車のいずれも870円となっていますが、ミュースカイを利用した場合には、乗車券のほかに、360円の特別乗車券「ミューチケット」が必要となります。
次に、バスを利用したアクセスの場合には、空港バスを利用することとなります。この空港バスは、名古屋市内からは三ヶ所からのアクセスが可能となっており、栄・伏見・名鉄B.C、藤が丘、名古屋駅西口からアクセスすることができます。
空港バスからセントレア(中部国際空港駅)までは、栄・伏見・名鉄B.Cからは48分~85分、藤が丘からは55分、名古屋駅西口からは55分となります。運賃はそれぞれ、栄・伏見・名鉄B.Cからは1,200円、藤が丘からは1,440円、名古屋駅西口からは1,500円という運賃となっています。 - 中部国際空港 バス
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中部国際空港へのアクセスでは、空港バスでのアクセスが可能です。空港バスの路線は、「名古屋市内方面」、「常滑・半田方面」、「愛知東部(三河)方面、三重方面、静岡方面とがあります。
名古屋市内方面の停留所は、「栄・伏見・名鉄B.C」、「藤が丘」、「名古屋駅西口」からの出発となります。「栄・伏見・名鉄B.C」からは、48分から85分の乗車時間、金額は1,200円、「藤が丘」からは、55分、1,440円、「名古屋駅西口」からは、55分、1,500円となっています。
「常滑・半田方面」には、「知多半田駅」の停留所があります。「知多半田駅」停留所からの出発では、乗車時間38分、770円の運賃となります。
「愛知東部方面」には、「豊田市駅」、「岡崎駅」、「知立駅」、「東名豊川」の停留所があります。乗車時間はそれぞれ、豊田市駅からは1時間18分、1750円、岡崎駅からは1時間15分、1750円、知立駅からは1時間2分、1330円、東名豊川からは1時間15分、2000円。三重方面には、「新正車庫(四日市)」、「桑名駅前」とがあります。新正車庫からは、1時間33分、1500円、桑名駅前からは55分、1500円です。
静岡方面には、「浜松駅」「浜松西インター」、「磐田インター」、「掛川インター」の停留所があります。浜松駅からは2時間、3100円、浜松西インターからは1時間40分、2900円、磐田インターからは1時間50分、3300円、掛川インターからは2時間10分、3500円となります。
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中部国際空港 ホテル
- 中部国際空港 ホテル 中部国際空港 宿泊
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中部国際空港は、愛知県常滑市の沖合1.5kmの伊勢湾海上にある人工島に位置しています。中部国際空港から愛知県内の各施設、名古屋市内などへアクセスする必要があるでしょう。
中部国際空港へアクセスした際には、中部国際空港の空港島内にある宿泊施設を利用することができます。もちろん名古屋市内や愛知県内の宿泊施設がありますから、それらを利用するという手段もあるのですが、宿泊施設までの移動というのもなかなかに大変な場合がありますから、こうした空港のすぐそばにある宿泊施設を利用することができれば便利となります。
空港島内にあるホテルとしては、「セントレアホテル」、「コンフォートホテル中部国際空港」、「東横INN中部国際空港オレンジサイド」、「カプセルホテルTUBESq」があります。このうち、「カプセルホテルTUBESq」は、2017年春頃に開業予定となっています。
エアポートホテルとして利用できるこれらの宿泊施設は、中部国際空港セントレアへ航空便で到着した方は、こうしたホテルを利用して、快適に中部国際空港・そして愛知県内の旅行を楽しむことができるでしょう。旅程等によっては、中部国際空港近辺のこれらのホテルを利用して、観光を翌日にするなどの日程変更もできるでしょう。
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中部国際空港 その他
- 中部国際空港 LCC
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一昔前は、航空機による旅行といえば、乗車には数万円単位での旅費が必要となるのが当然で、旅行のために長い時間をかけて旅費をためておくということも珍しくありませんでした。
しかし近年では、格安航空会社(LCC)の登場で、その傾向は大きく変わりました。航空機での旅費は非常に安くなり、また路線も多くなったことで、以前から訪れようと思っていた都市に非常に気軽にアクセスできるようになったとも言えます。
中部国際空港にも、格安航空会社(LCC)の発着があります。具体的には、国内線では「Jetstar(JJP)」、国際線では「ジェットスター・ジャパン(GK)」、「春秋航空(9C)」、「香港エクスプレス航空(UO)」、「チェジュ航空(7C)」、「タイガーエア台湾(IT)」、「セブパシフィック航空(5J)」があります。
LCCの航空便は、機内でのサービスや機体の大きさなどに制約がありますが、その分安価な搭乗券で航空機に搭乗することができるため、旅行やビジネスの移動手段として、便利に使用できるでしょう。自身の移動する目的地等に合わせて、利用する航空会社を選定してみるというのもまた良い手です。
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中部国際空港 お土産
- 中部国際空港 お土産
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旅行などで、自分の住んでいるエリアの外に出た際の楽しみの一つとして、お土産選びがあるでしょう。お土産は、その地へ行ったことのない方にとっては、その地域のことを知るきっかけとなるばかりでなく、渡す際のちょっとしたコミュニケーションツールともなります。こうしたお土産は、街中の観光客向けの店舗などでも見かけることができますが、帰路の中で空港内ショップを利用するという方法もあります。
中部国際空港でもこうしたお土産ショップがあり、様々なお土産品が取り扱われています。総合的なお土産ショップといえば、国内線エリアにある「ANA FESTA」や、3階の出発ロビーにある「セントレアおみやげ館」、洋菓子、和菓子、お酒、催事、名産・特産品コーナーに分かれている「銘品館」などがよいでしょう。ここでは豊富な種類のお土産が取り扱われているため、様々な需要に応えることができます。
また、中部国際空港には免税店も営業しています。「セントレア免税店」各店では、ティファニーやエルメスをはじめとしたブランドブティックがあるので、こうしたものをお土産としたいという場合には、これらの免税店を利用してみるのもよい選択肢といえるでしょう。
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中部国際空港 レンタカー
- 中部国際空港 レンタカー
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中部国際空港に航空機で訪れた場合に、そこからのアクセス手段の選定は重要となります。名古屋や栄などの主要な観光地であれば、電車やバスなどを使ってアクセスをするのもそれほど苦ではありませんが、それ以外の地域へのアクセスということになると、たとえばタクシーなどを使うということになれば、やはり運賃が割高になってしまう傾向にあります。
そんななかで、自分自身で車を運転してそれらの地域に赴くために、レンタカーという手段があります。
中部国際空港では、レンタカーの窓口が用意されています。レンタカー受付カウンターは、旅客ターミナルビルすぐそばのアクセスプラザにあります。事前に予約をしておけば、空港に到着してすぐにレンタカーを利用開始することができますし、当日予約も可能となっています。(ただし、台数がない場合にはレンタルすることができません)
なお、中部国際空港で取り扱いのあるレンタカー会社は、「トヨタレンタリース」、「ニッポンレンタカー」、「タイムズカーレンタル」、「オリックスレンタカー」、「日産レンタカー」となっています。
アクセスプラザの場所は、旅客ターミナルビルの手間にあり、旅客ターミナルビルとは別の建物となるため注意が必要です。
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