小松空港の空港案内
ena(イーナ)による小松空港ガイド。基本データ、運行スケジュール、交通アクセス、周辺観光、格安航空券情報など。
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小松空港について
小松空港は小松飛行場とも呼ばれ、航空自衛隊小松基地と民間空港が滑走路を共用している。 自衛隊が使う滑走路と民間の滑走路は区分されており、山側を航空自衛隊、海側を民航のターミナルがしようしている。
小松空港は小松市、金沢市、福井市等主に石川県の南部及び福井県の北部へのアクセスの拠点となっている。
国際線はアジア路線に航空網があり、小松空港から大韓航空利用で韓国・ソウルへ、エバー航空利用で台湾・台北へそして中国東方航空利用で中国・上海まで路線を延ばしている。 なお、国際線ターミナルビルには日本航空インターナショナルのカウンターとエバー航空のカウンターがある。 -
小松空港の基本情報
- 正式空港名
- 小松空港
- 英語名
- Komatsu Airport
- 通称
- 小松空港
- IATA 3レターコード
- KMQ
- ICAO 4レターコード
- RJNK
- 位置
- 石川県小松市浮柳町
- 駅名
- 就航航空会社
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- JAL(日本航空)
- ANA(全日空)
- 日本トランスオーシャン航空
- IBEX(IBEXエアラインズ)
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小松空港 アクセス
- 小松空港 から 金沢駅 バス
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石川県小松市にあり、航空自衛隊小松基地を兼ねる飛行場が、小松空港と呼ばれる空港です。小松空港は、石川県の中でも小松市、金沢市、福井市をはじめとする、加賀地方と呼ばれる石川県南部、及び福井県北部へのアクセス拠点となっている空港です。この小松空港は、1941年の供用開始以降、現在は年間で国内212万人、国際で16万人前後の利用者を持つ空港となっています。
観光地として名高い石川県、なかでも金沢近辺へアクセスする際にはこの小松空港が利用されることが多いほか、石川県に在住している方が日本各地へ移動する際の拠点となっているため、小松空港へのアクセス手段はそれら旅客者にとって重要視されているポイントでもあります。
小松空港から、石川県の中心といえる金沢駅へアクセスする場合には、「小松空港連絡バス」と呼ばれるリムジンバス・路線バスを利用するのが良い手段となるでしょう。このバスは北陸鉄道による運行で、金沢駅西口、駅西合庁前、北陸松任、松任海浜公園、小松空港、というルートで運行しています。小松空港から金沢駅までをおよそ40分で運行しています。
運賃は、降車地によって異なりますが、もし小松空港から金沢駅西口まで乗車した場合には、1,130円となっています。 - 金沢駅 から 小松空港 バス
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金沢は日本の情緒溢れる人気の観光地で、日本全国から毎年多くの観光客が訪れる地域としても知られています。そのため、小松空港もそうした利用を目的とした旅客者にとって重要な施設となっています。
一方で、重要となってくるのは金沢旅行を楽しんだ方々の還りの便、つまり金沢市街から小松空港へのアクセス手段の確保についてです。
このようなアクセスの場合には、金沢市街地と小松空港との間を接続している、北陸鉄道が運行している小松空港リムジンバスが便利です。
このリムジンバスは、金沢駅西口、駅西合庁前、北陸松任、松任海浜公園、小松空港という停車地にそれぞれ停車するバス路線で、北陸自動車道金沢西ICー小松IC間は高速道路を利用します。
乗車していれば小松空港に到達することができるため、金沢を心ゆくまで観光して疲れたという旅客者の方にとっては、面倒な乗り継ぎや乗り換えがないという大きな利点があります。
乗車料金は、乗車地と降車地によってことなり、金沢駅西口、駅西合庁前停車地から乗車した場合には1,130円、北陸松任から乗車した場合には1,020円、松任海浜公園から乗車した場合には840円という運賃になっています。 - 小松駅 から 小松空港 バス
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日本国内でも有数の観光地である金沢ですが、必ずしも旅行で訪れた旅客者が金沢市内に宿泊するわけではないというのが実情です。様々な場合が想定されますが、小松空港により近いために小松市内の滞在場所を選んだりする場合もあるでしょうし、あるいは宿泊費用との兼ね合いでそちらを選択するということも決して珍しくはないものです。
金沢市内から小松空港へ、帰路などで考えた際にアクセスの手段を見ると、まず筆頭に上がる手段としては空港連絡バス・リムジンバスとなるわけですが、では一方で、小松市内から小松空港、小松駅から小松空港へのアクセスについてはどうでしょうか。
小松駅前から小松空港へは、「小松バス」が運行している路線バスがあります。このバスは小松駅前と小松市内各所を経由して小松空港も停車地として含んでいるため、北陸・石川観光をしていて、小松から小松空港へアクセスする方々の重要なアクセス手段となっています。例として始発便を見ると、小松駅前を発車するのが6:55、この便に乗車した場合には、小松空港へ7:07に到着しますから、乗車時間はおおむね12分前後ということになるでしょう。
停車地は小松駅前ではないため、小松市内に滞在していたような場合には、このバスが有力な選択肢となるでしょう。 - 小松空港 から 福井駅 バス
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小松空港へ、航空便を使って訪れる方については、おそらくそのうちの相当数の旅客者が金沢旅行を目当てとして訪れるものでしょう。金沢は日本の中でも有数の観光地であり、日本の情緒溢れる町として積極的にPRがなされているからです。
しかし一方で、その石川県の西隣に位置する福井県を目的として訪れる旅客者も数多くいます。福井県は、石川県ほど知られていませんが、多くの重要文化財や建造物があり、特に歴史に関心のある方にとっては非常に魅力的な県と言えます。このような福井県に訪れるため、小松空港を訪れた方にとっては、どのようなアクセス手段を取るのが効率的でしょうか。
小松空港からは、福井県の福井駅へ向けて運行しているバスがあります。京福バス株式会社が運行しているこのバスによって、小松空港から乗車するだけで福井駅まで手軽にアクセスすることができます。
小松空港から福井駅までは、このバスに乗車するとおよそ55分で到着することができます。福井県観光などの際には、このバスの利用を検討してみるのもよいでしょう。
なお、バスはおよそ1時間に1回程度の頻度で運行しており、運賃は大人片道が1250円、複数回利用する予定がある場合には、4枚綴りの回数券が4,400円で販売されています。 - 福井県 小松空港 アクセス
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小松空港、ひいては小松市の地理的条件を見ると、石川県の中心である金沢からは西側に位置します。この地点というのは、西に隣接する福井県から見ると金沢駅と福井県の福井駅との丁度中間程度に小松駅・小松空港があるということになります。
こうしたこともあり、福井県に在住する方の、とくに福井県北部に住む方々にとっても小松空港は空の玄関口として活躍しているところであり、福井駅から小松空港へのアクセス手段も重要となってくるわけです。
この、小松空港と福井駅方面との間もまたバスで接続されています。小松空港・福井駅間は京福バスが運行するバスによって接続されています。経路は、小松空港から丸岡ICを経由、さらに福井北ICを経由したのちに、福井駅東口2番のりばへ到達するという経路です。
このルートは、およそ57分の乗車時間で到達できることになります。運賃は、大人片道1,250円で、4枚綴の回数券が4,400円となっています。小松空港を発車して福井駅へ向かう便の始発は9:00となっており、反対に福井駅東口を発車する便の場合には、6:00が始発便となっています。およそ1時間おきに一本の便で運行されており、最終便はそれぞれ小松空港発の便が19:25、福井駅東口発が18:10です。 - 小松空港 バス
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小松空港は、北陸地方においてまさに空の玄関口と呼んでもよい拠点空港となるでしょう。その用途は様々で、小松市のほか、県内にある日本有数の観光地、金沢や、重要な歴史遺産を持つ西隣の福井県へのアクセス拠点としても利用されている空港です。
それゆえに、小松空港から各方面へのアクセス手段が必要となるわけなのですが、そうした需要に応えるため、多くのバス便が存在します。
石川県内としては、滞在や宿泊・観光といった目的で訪れる方のため、金沢駅方面へのバス、小松駅方面へのバスがあるほか、加賀温泉駅方面へのバスというのもあります。西隣の福井県へも別途バスが運行しています。
小松空港から金沢駅へは、北鉄バス、小松空港から加賀温泉駅方面へはキャンバス、小松空港から小松駅方面へは小松バス、福井駅方面へは京福バスが、それぞれ運行路線を持っています。
小松空港のウェブサイトでは、これら旅客者の需要をある程度汲み取っているかのように、各方面へのバスのルート、運行会社が明示されているほか、各バス会社の公式ウェブサイトへのリンクがされています。
観光目的などで小松空港を訪れる予定のある場合には、これらウェブサイトのほか、各バス会社の時刻表などを事前に確認の上で訪れるのが望ましいでしょう。 - 小松空港 リムジンバス
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小松空港と、石川県内各地、そして隣の福井県を繋ぐリムジンバスが、小松空港より発着しています。
まず、金沢駅発着便としては、北陸鉄道による運行です。このバスは金沢駅西口、駅西合庁前、北陸松任、松任海浜公園、小松空港というルートで、金沢駅から小松空港までをおよそ40分の乗車時間で接続します。
次に、小松駅発着便のバスとしては、小松バスの運行です。ホテルサンルート前、小松駅、西町、浜田町、桜木町、城南町、浮柳、浮柳西、航空プラザ前、小松空港というルートをとります。
次に、福井駅発着便です。京福リムジンバスによる運行です。福井駅東口、福井北IC、丸岡IC、小松空港というルートをとります。乗車時間は、福井駅からおよそ1時間です。
このほか、加賀周遊バス キャンバスというものもあります。これは「まちづくり加賀」が運行主体となり、日本海観光バスが委託を受け運行している、観光周遊バスです。キャンバスは、その名にあるとおりJR加賀温泉駅前を含む観光地を運行するバスなのですが、そのうち小松空港線というものがあり、これはJR加賀温泉駅前、アビオシティ加賀、加賀片山津温泉 街湯、片山津温泉西口、中谷宇吉郎雪の科学館、小松空港というルートをとります。運賃は1日乗車券として1000円、2日乗車券として1200円のものがあり、区間運賃制ではありません。
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小松空港 駐車場
- 小松空港 駐車場
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小松空港に対して、マイカーでアクセスをするという場合ももちろんあるでしょう。多くの場合は石川県内に在住している方で、ビジネスや旅行での利用で小松空港を訪れている場合が想定されますが、このようなケースで気になるのが、空港に設置されている駐車場についてです。
小松空港には、もちろん駐車場が存在します。国内線・国際線それぞれを利用する方向けに駐車場が分けられており、国内線利用者向けの駐車場はターミナルビル周辺に、その外側を囲むように国際線利用者向けの駐車場が存在します。
駐車場料金は時間単位となっています。まず国内線駐車場については、第1、第2、第3と駐車場が別れており、第1、3駐車場は30分以内の普通車の利用は無料、以降30分ごとに100円となりますが、24時間毎の最大は現在400円です。第2駐車場は、第1、3駐車場と異なり大型車も駐車できます。普通車について言えば、同じく30分までは無料、以降30分ごとに100円、24時間の最大は500円です。大型車は30分以降、30分毎に300円で、24時間の最大は1500円です。
次に国際線側の駐車場ですが、これは小松空港発着の国際線直行便、あるいは小松空港から国内線を乗り継いで国際線を利用する旅客者向けの駐車場で、駐車料金は無料となっています。
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小松空港 レンタカー
- 小松空港 レンタカー
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石川県や福井県など、北陸地方への観光目的で航空便を使い、小松空港へ訪れた方にとっては、現地での交通手段の確保は非常に重要であると言えます。もちろん、北陸地方にある石川・福井県は観光名所としても名高い地域であり、それだけに県内の観光地や主要施設へのアクセスには気を使っており、リムジンバスや路線バス、JRなどによってアクセスすること自体は可能なのですが、なかには、せっかくの観光であるし、自分自身の運転する車で観光を楽しみたいという需要を持っている方もいるでしょう。
そうした需要に応えるのがレンタカーの役割であるとも言えます。多くの空港が、到着者向けにレンタカーのサービスを展開しているのはこのためです。
小松空港では、空港ターミナルビル1階にレンタカー受付窓口があります。また、空港近辺にはレンタカーショップの営業所が数多くあります。小松空港のサイトで紹介されている空港周辺のレンタカー会社としては、「トヨタレンタリース」、「ニッポンレンタカー」、「オリックスレンタカー」、「タイムズカーレンタル」「日産レンタカー」、「Jネットレンタカー」があります。
各社受け付け窓口から、各営業所への送迎があるとのことなので、レンタカーを利用する場合には申し出るのがよいでしょう。
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小松空港 お土産
- 小松空港 お土産
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小松空港のある石川県は、日本有数の観光地でもあります。石川県は日本の伝統的な情緒を残す町並みなどが人気で、金箔などを使用した工芸品は金沢の代名詞ともなっています。
小松空港でも、これら石川県内のお土産を扱うショップがあります。石川県を旅行したら、合わせてこれらお土産品を購入してみるのもよいでしょう。
小松空港旅客ターミナルビル1階にある「空の駅こまつ」は、”小松ならでは”のご当地商品を販売しているお店です。農産物が有名な小松の自慢の野菜などが販売されています。2階にある「BLUE SKY ゲートショップ」では、俵屋の「じろあめ」、諸江屋の「落雁」など、有名な金沢銘菓などが取り扱われています。また、地元・加賀産の野菜を使用した「金澤五郎島スイートポテト」などは、この「BLUE SKY ゲートショップ」のみでの取扱いとなっています。
小松空港のオリジナル商品としておすすめなのは、ターミナルビル2階にある「BLUE SKY 出発ロビー店」に取扱いのある「金沢ブリュレ」です。能登の新鮮な卵と、奄美大島の素焚糖を使い、さらに金沢で400年の歴史のある大野醤油を使用したスイーツとなっています。
旅行のもう一つの楽しみともいえるお土産選びも、小松空港であれば不足することはないでしょう。
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小松空港 グルメ
- 小松空港 レストラン
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旅行というと、とくに航空便を使う旅行の場合には、移動の時間や発着便の時間を気にしたりと、なかなかゆっくりと過ごすことができないのが常です。そんな中、出発便を待つ空港でのひとときは、そうした忙しさから一息つける貴重な時間であると言うこともできます。 小松空港にも、こうした出発待ちの時間を快適に過ごせるよう、飲食ができる店舗があります。
まず、地元石川県産の野菜や魚を使った店舗としては、「レストラン エア・ポート」があります。出張などで訪れたビジネスマンにとっては、各種おつまみを取り揃えているのも嬉しいポイントとなっています。
軽食やコーヒーを楽しみたいのであれば、「空カフェ」、あるいは、ホールディングルーム内の「スカイビュッフェ コスモス」がおすすめです。発着便待ちの、決して長いとは言えない時間の中でひとときの憩いを楽しむことができる店舗となっています。
麺類でおいしいお店としては、「うどん・そば処 中佐中店」があります。創業以来の味を守り続けている伝統的なお店でありながら、待ち時間の平均が5分程度という、忙しい旅程の間にも楽しめるお店となっています。
オシャレな雰囲気の中で、旅の最後を締めくくるには、「カフェ&ビアダイニング 空門」がよいでしょう。お洒落な雰囲気、優雅な時間を過ごせるお店として人気の高い店舗です。
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小松空港 ホテル
- 小松空港 ホテル
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旅行・ビジネスでの出張など、航空機を利用して移動する理由は様々ですが、そうした旅客者の方にとって重要な問題となってくるのが、宿泊場所をどのように確保するか、ということです。石川県はその観光人気の高さから、金沢市周辺や、加賀などの温泉街に旅館を予約して宿泊する方も多いのですが、旅行ではなくあくまで空港周辺に滞在場所を設けたいような場合や、旅行全体の予算の都合など、様々な理由で、小松に宿泊場所を選定することも珍しくありません。
小松空港周辺にも、多くの滞在場所があります。小松空港とJR小松駅はすぐ近くにありますが、この小松駅から車で7分ほどの場所にあるのが、「小松天然温泉ルートイングランティア小松エアポート」です。安価でありながら、料理や客室も品質が高く、人気の宿となっています。
ほぼ同程度の距離にあるのが「小松グリーンホテル」です。ここも非常に安価で宿泊できる上、小松空港からもアクセスがよいため、人気の宿泊場所です。
JR小松駅から最も近いホテルとしては、「ビジネスホテル 大杉屋」が挙げられrでしょう。翌日以降のアクセス手段などを考えた際には、このホテルを選定するのも良い選択ということができます。
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周辺観光
- 小松空港 航空祭
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小松空港は、民間の旅客者が数多く利用する空港であるとともに、航空自衛隊の使用する共用空港でもあります。共用空港である空港の多くがそうであるように、この小松空港も、例年開催される航空祭が名物となっています。
航空ショーの内容としては、飛行展示としてブルーインパルスのF-15J、U-125A、F-2、T-4などの航空機による飛行展示が行われます。編隊飛行、機動飛行などが主な内容です。グライダーによる飛行展示も行われます。
小松空港はまた、航空救難団小松救難隊の所属する空港であることも知られます。災害派遣などで活躍しているUH-60Jの救難展示が行われるのは、小松基地の航空ショーの見どころといえる展示でしょう。
小松基地には、かつて使用されており現在は退役しているF-86、T-33、T-34などの航空機が保存されており、例年の基地開放ではこうした航空機の地上展示も見ることができます。
これら航空ショーの飛行展示はおおむね、7:45からオープニングとなり、13:50ごろまで続けられます。その他、装備品の展示、地元である小松工業高校による演奏会、中部航空音楽隊による演奏など、様々な催しが行われるイベントでもあります。
小松空港出発のおすすめ航空券
小松空港出発のおすすめ航空券をご紹介致します。