山口宇部空港の空港案内
ena(イーナ)による山口宇部空港ガイド。基本データ、運行スケジュール、交通アクセス、周辺観光、格安航空券情報など。
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山口宇部空港について
山口県宇部市にあり、一時期は新幹線への利用客流出が起こったものの、現在はまたシェアを拡大しつつある空港が山口空港です。2014年度の利用客数はおよそ87万人です。
宇部空港は、北九州空港や福岡空港、岩国飛行場、石見空港などが近くにあるという地理条件がありながらも、石見空港とは利用圏域の違いに、北九州空港とは出発・到着便を同時に取り扱うターミナルレーダー管制によって、いずれかの空港に利用客が集中することなく分散して使用されている空港です。
就航路線は現在、日本航空が運行する東京国際空港、全日本空輸が運行する東京国際空港、スターフライヤー・全日本空輸の共同運航便による東京国際空港、エアソウルが運行する仁川国際空港があります。かつては、全日本空輸が運行する新千歳空港、那覇空港、日本国内航空が運行する大阪国際空港への定期就航路線がありましたが、現在では運行されていません。
空港へは鉄道、自家用車、リムジンバスによるアクセスが可能となっており、駐車場は日数や時間に関係なく無料で利用することができるため、2011年に実施されたアンケートでは、利用者の実に94.5%が自家用車によるアクセスを選択しています。 -
山口宇部空港の基本情報
- 正式空港名
- 山口宇部空港
- 英語名
- Yamaguchi Ube Airport
- 通称
- 山口宇部空港
- IATA 3レターコード
- UBJ
- ICAO 4レターコード
- RJDC
- 位置
- 山口県宇部市
- 駅名
- 就航航空会社
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山口宇部空港 アクセス
- 山口宇部空港 アクセス
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山口県宇部市およびその近隣の方々の航空便の拠点となっている山口宇部空港へのアクセスについては、利用者のほとんどが自家用車によるアクセスを行っていることが統計によって明らかにされています。これは山口県が2011念に実施した企業アンケートにより、自家用車によるアクセスが94.5%という数字が出ていることからも明らかです。このことは、空港に設置されている駐車場が時間・日数に関係なく無料であることももちろん影響しているでしょう。
他の交通手段ももちろんあります。JR西日本宇部線の草江駅からはおよそ600mの位置に空港があり、徒歩でもおよそ8分程度で到着することができます。県道をまたぐ必要があるなど、アクセスのわかりにくさが課題でしたが、現在では空港でも鉄道によるアクセスの道順を示すなどの工夫を行っています。
空港リムジンバスを利用するという手段もあります。小月、長府、下関駅からはサンデン交通が、ときわ駅、新山口駅、宇部中央・宇部新川駅からは宇部市交通局が、新山口駅、湯田温泉通、山口県庁前、山口駅からは中国ジェイアールバスが運行しています。
リムジンバスは原則として発着便全便への接続が行われています。一方で、宇部市交通局が運行している路線バス「めぐりーな」は、空港ターミナル前に停車するものの、こちらは航空便へは接続していないため、注意が必要となります。 - 山口宇部空港 バス
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山口宇部空港へのアクセスでは圧倒的に自家用車によるアクセスが多いですが、一方で山口宇部空港発着のバス便もあり、これを利用する方もいます。空呼応連絡バスは宇部市内、新山口駅、下関駅、山口市内・湯田温泉とそれぞれアクセスを繋いでいます。
まず宇部市内・新山口駅との間の連絡バスですが、これは時期によって時刻が異なるため、最新の情報は宇部市交通局のウェブサイトを確認するのがよいでしょう。例として平成29年2月1日から2月28日までの間の時刻表について見てみます。空港から新山口駅行きの始発便は9:20、到着は9:55となっており、おおむね30分の乗車時間となっていることがわかります。
下関駅行きのバスは、サンデン交通株式会社の運行するバスがあり、山口宇部空港から下関駅への前に、フジグラン宇部を発車して運行します。山口宇部空港へ停車する最初の便は9:50で、この便が下関駅に到着するのは11:05となっています。
山口市内、湯田温泉方面へは、中国ジェイアールバスが運行しているバス便があります。この便ですと、山口宇部空港と新山口駅との間はおよそ30分、そこから湯田温泉へは24~34分、そこから山口駅までは13~18分で運行しています。
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山口宇部空港 レンタカー
- 山口宇部空港 レンタカー
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山口宇部空港へは鉄道・空港連絡バス、自家用車などの手段によってアクセスすることができますが、一方で山口県内や近隣に用事のある場合には、山口空港でレンタカーの手続きができると便利というケースも多いでしょう。
多くの空港では、ビジネスユースなどの利用者を中心に、レンタカー需要に応えるため、空港内にレンタカーの受け付け窓口を整備していますが、山口宇部空港も同様です。
山口宇部空港でのレンタカーターミナルは、旅客ターミナルビル(空港ビルアネックス)の1階にあり、ここでレンタカーに関する手続きを行うことができるようになっています。
山口宇部空港で手続きができるレンタカー会社は全部で4つあり、窓口は集中しています。それぞれ、日産レンタカー、タイムズカーレンタル 宇部空港店、ニッポンレンタカー中国㈱宇部空港カウンター(営)、株式会社トヨタレンタリース山口 山口宇部空港店、オリックスレンタカーがあります。
ビジネスユースの方はもちろん、プライベートユースでレンタカーを利用したいという方は、レンタカー窓口へ訪れてみるのがよいでしょう。もちろん、事前に予約をとることも可能です。各レンタカー会社での事前予約の手続きや、対象となる車種などは、各レンタカーのウェブサイトを参照するのが確実です。
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山口宇部空港 ラウンジ
- 山口宇部空港 ラウンジ
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ビジネス・プライベートと用途を問わず、航空便に数時間搭乗していて、現地に到着したならば、到着後すぐに移動するよりも少し休憩をとりたいと感じることもあるでしょう。また、出発便まで時間がある際には、出発ロビーで待つというのも手ですが、ロビーではなにかと騒がしかったり、ゆったりと過ごすことが難しいというシーンもあります。
そうした状況でよく使われるのが空港のラウンジ施設です。多くの旅客者を持つ空港では、こうしたラウンジを整備していることが多く、忙しい旅客者の旅程の間のひとときの憩いの空間となっています。
山口宇部空港にもラウンジがあります。ラウンジは「きらら」という名前で、国内線ターミナルビル2階にあります。営業時間は7:15~19:30となっており、年中無休です。座席は27席あり、そのうち喫煙席は8席となっています。ソフトドリンク(コーヒー、紅茶、県産みかんジュースなど)のサービスと、新聞の閲覧、インターネットの無料サービスを利用することができます。
有料サービスはコピー、ファクス、ビールです。なお、ラウンジの使用料金について、大人は基本料金が2時間で1,080円、そこから1時間超過で540円の超過料金がかかります。なお、多くの空港で行っているラウンジサービスにはカード優待があり、山口宇部空港でも、JCBやジャックス、アメリカン・エキスプレスなどのカードのゴールド会員以上で、利用当日の航空券とカードを提示することで、基本料金無料で利用することができるようになっています。
山口宇部空港出発のおすすめ航空券
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