女満別空港の空港案内
ena(イーナ)による女満別空港ガイド。基本データ、運行スケジュール、交通アクセス、周辺観光、格安航空券情報など。
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女満別空港について
北海道内の移動において、道央から道東への移動というのは時間のかかる移動となります。道東は最近では、2014年に世界遺産に登録された知床への観光需要や、ビジネスユースの需要は高まっています。これは道内や日本各地だけではなく、国外からの需要も高まってきているところです。
そのような需要をささえる道東の空の拠点が、道東地域にある旧女満別町、現在は合併して大空町にある女満別空港です。
実はこの女満別空港はもともと戦時中の流氷・気象観測のための基地として運行されており、現在ではそれが民間空港として運用されています。
先に述べたような旅行・観光需要の増加は近年で著しく、2014年度には国内で73万人前後の利用者数を記録しています。国際線は2000人に及ばないほどですが、今後増加していく予想もされています。
航空会社は日本航空、全日本空輸、AIRDOの各航空会社が就航しています。女満別空港を発着地としての航路は札幌・千歳と、東京・羽田の便となります。
女満別空港からは、オホーツク海沿岸自治体の観光地へのアクセスなどが紹介されており、知床や北見、網走などへの観光で利用する方も多くいる空港となっています。 -
女満別空港の基本情報
- 正式空港名
- 女満別空港
- 英語名
- Memanbetsu Airport
- 通称
- 女満別
- IATA 3レターコード
- MMB
- ICAO 4レターコード
- RJCM
- 位置
- 北海道網走郡大空町
- 駅名
- 就航航空会社
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女満別空港 アクセス
- 札幌 駅 から 女満別空港
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道東にある女満別空港は、北海道道東の空の交通を担う重要な拠点空港です。そのため、道東圏の多くの自治体から女満別空港を利用する方が訪れることとなります。また、2014年度に知床が世界遺産に登録されたことから、観光需要も多くなり、知床観光と合わせて周辺自治体の観光を行う観光客への対応も求められてきました。
道東では、というよりも北海道内では車で移動する方が多いのですが、空港に滞在する際に車で行くというのは、駐車場や駐車料金の兼ね合いから、避ける方が多いのが一般的です。
こうしたときに活用されることが多いのが、連絡バスです。他の多くの空港が備えているように、女満別空港にも連絡バスが備えられています。
空港連絡バスは北見方面行きと網走方面行きがあり、それぞれ42分、35分の乗車時間で到着します。また、観光シャトルバスは季節便として運行しており、知床方面行き、美幌峠行きにそれぞれ路線を持っています。こちらはそれぞれ125分から130分程度の乗車時間となります。
空港連絡バスは、北海道北見バスと網走バスがそれぞれ運営しており、観光シャトルバスはそれぞれ斜里バス、阿寒バスが運営しています。
時刻表や出発時刻などは、季節便となるため、各バス会社のサイトや到着ロビーにある案内を参照するのがよいでしょう。
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女満別空港 レンタカー
- 女満別空港 レンタカー
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北海道にも多くの公共交通期間がありますが、やはりJRでの移動には限りがあります。また、路線バスは各拠点までの運行となることが多いことから、北海道に在住する人々の生活の足といえば、やはり圧倒的に自家用車が多くなっています。これは道東圏でも共通のことであり、道東の主要空港である女満別空港から移動するのに車を利用する方も多くいらっしゃいます。とはいえ、空港に降り立ってすぐに車がある方というのはまれで、とくに道外から女満別空港を訪れたというような方の場合には、車のあてがないという場合も少なくありません。
このような場合に活用されるのがレンタカーです。他の多くの空港と同様、女満別空港にもレンタカーのカウンターがあります。女満別空港のレンタカー窓口は1F到着ロビーにあり、トヨタレンタカー、日産レンタカー、ニッポンレンタカー、タイムズカーレンタル、オリックスレンタカーがあります。
とくに観光で訪れる場合で、家族連れで道東地域を観光するような場合には、バスやタクシーでの移動ではなにかと不便な場合があります。このような場合には、レンタカーを利用するのがよいでしょう。ビジネスユースで、網走や北見の市街地へ移動するという場合にも、有力な選択肢となります。
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女満別空港 運航状況
- 女満別空港 運航状況
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道東の生活・交通の便を担う一端である女満別空港は、札幌・千歳や東京・羽田といった主要空港への便を運行していることもあり、特に道東の方にとっては運行情報は重要な情報となります。かつて、女満別空港では千歳・羽田以外にも日本航空インターナショナルが、関西国際空港線を運行していました。しかし、2008年には関西国際空港線は6月から9月までの季節運行に変更され、2009年には完全に関西国際空港線を休止しています。現在は単独運行路線となっています。
また、全日本空輸は札幌市東区にある丘珠空港との間を運行していましたが、これも2010年の7月に丘珠空港線を新千歳空港線に変更したのち、2011年に北海道エアシステムが丘珠空港線を開始しましたが、2012年の10月にこれを休止しています。これによって、現在の運行は、平常時は、札幌・千歳と東京・羽田への運行となり、5月から9月の季節限定で関西国際空港線を短縮運行している状況です。
各航空会社、各路線の運行状況などは、女満別空港の公式サイト、および各航空会社の運行情報のページから確認することができます。特に暴風雪などの影響が考えられる冬季間の搭乗を予定している方は、実際の行程に合わせて運行情報を確認しておくことが望ましいでしょう。
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女満別空港 お土産
- 女満別空港 お土産
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旅行の楽しみといえば、訪れたことのない土地を訪れて街歩きをしたり、ご当地の料理を食べたりと様々ですが、旅行先で買うお土産というのもまた、旅行の大きな楽しみの一つです。特に北海道は、食と観光が主産業と言っても良い地域であるため、北海道産の食材やお菓子などは、本州の方には喜ばれるケースが数多く見受けられます。
多くの空港がそうであるように、女満別空港にもお土産店が備えられています。ここでは、道外でも人気の高い北海道土産が取り扱われており、代表的といえる銘菓では石屋製菓やロイズといったメーカーのお菓子が販売されています。
また、女満別空港の特徴という意味で言うと、北見市はハッカの生産量が多いことから、大正金時豆をハッカでコーティングして樹氷に見立てた「ハッカ樹氷」や、北海道=酪農というイメージをお菓子の形で表現している「赤いサイロ」といったお菓子は、女満別空港のご当地スイーツとしてお土産の中でも人気の高い製品となっています。他にも、オホーツクで捕れたホタテを使用したほたて「フリッターおせん ほがじゃ」などは、最近になって人気を集めています。
これら「女満別」に着目したお土産もよいですし、北海道土産として一般的なお菓子であっても、お土産としては喜ばれることでしょう。
女満別空港出発のおすすめ航空券
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