丘珠空港の空港案内
ena(イーナ)による丘珠空港ガイド。基本データ、運行スケジュール、交通アクセス、周辺観光、格安航空券情報など。
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丘珠空港について
札幌丘珠空港は、北海道の中心地である札幌市の東区丘珠にある空港です。北海道の空港といえば新千歳空港が有名ですが、札幌市内の空港としてはここだけとなります。
札幌丘珠空港の航路は、札幌丘珠空港出発便としては利尻島、釧路、函館となっており、面積の広い北海道の道内各都市への定期発着空港として機能しています。また、道外からの到着便としては青森県三沢、静岡からの到着便があります。陸上自衛隊丘珠駐屯地の空港で、民間航空施設は陸上自衛隊との共用となっています。
規模としては新千歳空港に及ばないものの、レストランや売店を備え、空港ターミナルビルも整備されています。
道外から札幌丘珠空港を訪れる方は、観光という方もおりますが、特に報道関係やビジネスユースでの発着が多いことでも知られています。離島である利尻島などへはアクセスが限られるという状況もあり、また、プライベートジェットの飛来や空輸にも重要な役割を担っています。
一方で、日本海側に面しているという立地から、新千歳空港よりも比較的降雪量が多いため、悪天候を理由としての欠航が多いこと、一部航空会社グループの撤退などによって利用者は減少しているものの、現在でも年間20万人ほどの利用者を持つ空港となっています。 -
丘珠空港の基本情報
- 正式空港名
- 札幌丘珠空港
- 英語名
- Sapporo Okadama Airport
- 通称
- 丘珠,札幌
- IATA 3レターコード
- OKD
- ICAO 4レターコード
- RJCO
- 位置
- 札幌市東区丘珠町
- 駅名
- 地下鉄東豊線 栄町駅
- 就航航空会社
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丘珠空港 アクセス
- 札幌 駅 から 丘珠空港
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札幌丘珠空港へのアクセスは、自家用車以外にはバスの利用が一般的となっています。北都交通バスによる札幌丘珠空港へのアクセスでは、大通西6丁目、大通西3丁目、札幌駅前、札幌市営地下鉄東豊線の栄町駅からの乗降が可能となっています。また、中央バスでのアクセスでは札幌市営地下鉄東豊線の栄町駅、同南北線麻生駅、中央バスターミナルからの乗降が可能です。タクシーや自家用車を利用する場合には、目安として札幌市中心部であるJR札幌駅からおよそ20分程度の時間でアクセスが可能です。
札幌丘珠空港の地下鉄最寄り駅としては、札幌市営地下鉄東豊線の栄町駅がもっとも近く、同栄町駅からのアクセスであれば、車でおよそ5分程度の距離にあります。
これらの情報から、一見すると栄町駅まで移動し、栄町駅からバスでアクセスするのが効率的のように思えますが、実際は札幌駅内で栄町方面の東豊線ホームへ乗り換え、札幌駅から栄町駅までおよそ11分の地下鉄乗車時間を経て、それからの移動時間となるため、むしろ札幌駅からバスで直接札幌丘珠空港へ向かってしまう方が、料金と所要時間、そして手間の観点からも効率的と見られる場合が多い場所となっています。 - 丘珠空港 から 札幌駅 バス
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札幌丘珠空港と札幌駅との間を走るバスには、2種類のバス会社が運営する路線があります。ひとつは、北都交通が運営するバス路線です。北都交通の運営するバス路線を利用する場合には、大通西6丁目、大通西3丁目、札幌駅前、札幌市営地下鉄東豊線、栄町駅にそれぞれバス停留所があります。
北斗交通の各停留所から丘珠空港への乗車時間および運賃は、大通西6丁目からは乗車時間40分、運賃460円。大通西3丁目からは38分、440円。札幌駅前からは25分、400円。東豊線栄町駅からは5分、210円です。
札幌丘珠空港から札幌中心部へは、東豊線栄町駅、全日本ホテル、札幌駅前、大通西3丁目までです。栄町駅までは5分、210円。全日本ホテルまでは25分、380円。札幌駅までは30分、400円。大通西三丁目までは43分、440円です。
また、中央バスでは、札幌市営地下鉄東豊線の栄町駅、南北線の麻生駅、そして中央バスターミナルの3つの停留所があります。栄町駅からは5分、210円。麻生駅からは15分、210円。中央バスターミナルからは35分、210円となっています。
各バスの発車時間は、基本的に1時間から2時間に1本ほどの頻度で運行しています。 - 丘珠空港 から 札幌駅
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丘珠空港から札幌駅までは、直線距離にしておよそ6kmあり、自家用車とタクシーを除くと2系統の交通手段があります。一つは、北都交通、中央バスの2社が運営する連絡バスを使用する手段。もう一つは、地下鉄による手段です。
地下鉄によるアクセスでは、札幌市営地下鉄東豊線の栄町駅がもっとも近い駅となり、地下鉄を利用する場合にはこの駅で乗車することが多くなります。栄町駅で乗車した場合には、路線は福住方面行き(上り)列車に乗車することとなります。新道東・元町・環状通東・北13条東駅を経由したのち、さっぽろ駅に到着します。
バスによるアクセスの場合には、丘珠空港発、札幌駅行きのバスに乗り、札幌駅へ向かいます。丘珠空港発の札幌駅行きのバスは、およそ乗車時間40分程度で到着します。
中央バス・北都交通両バスの乗車時間は変わりませんが、平成28年11月で運行休止しているため、現在は中央バスによるアクセスということになります。
札幌駅行きのバスは、おおむね1時間おき程度の頻度で運行しています。札幌丘珠空港をビジネス用途などで利用する際には、こうした手段がもっとも利用頻度の高い手段となるでしょう。 ちなみに、車・タクシーでの移動の場合には、丘珠空港から札幌駅まで、およそ20分程度の乗車時間になります。 - 丘珠空港 から 釧路空港
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札幌丘珠空港は、道外への便がないぶん、道内各都市への便が主要便として機能しています。札幌丘珠空港発動内都市への便としては、利尻、釧路、函館への便があります。
そのうち、道東への便として運行しているのは釧路行きの便です。釧路は北海道内でも札幌など道央圏からのアクセスには非常に時間がかかるため、道東へ用事のある際には、こうした札幌丘珠空港を利用する場合も数多くあります。
具体的には、札幌から釧路市まで自動車で行った場合には、道央自動車道を使用した場合でもおよそ4時間強の時間が必要です。しかし、札幌丘珠空港を利用して航空機で向かう場合には、およそ45分間で到着することができます。
航空会社としてはJALの便があり、日によりますが、おおむね一日に3〜4便の就航があります。一日の間だと午前・午後を通しての便がありますが、夜間便はないため、ビジネスユースなどの場合には注意が必要となります。なお、釧路からの復路については最終が18時台となるため、こちらもタイムスケジュールの整理をしておくことが望ましいでしょう。
札幌丘珠空港のサイト、およびJALのサイトに月間の運行情報と運休情報が掲載されているため、利用前に確認しておくことが望ましいでしょう。 - 丘珠空港 から 函館
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北海道内から函館へのアクセスについては、非常に長時間の移動が必要となります。たとえば札幌中心部からJRを使用して函館へアクセスするには、4時間を超える乗車時間が必要となります。一方で、札幌丘珠空港から、航空機を利用して函館空港へアクセスする場合には、およそ45分の搭乗時間で到着することができます。
出張などのビジネスユーザーの場合には、時間短縮のため、このように札幌丘珠空港を利用して少しでも短い移動時間とする方も多く見受けられます。
また、函館市は最近、北海道新幹線が開業したことを受け、道内外だけでなく国内外からの注目も集まっている都市であることから、観光客としてもこの札幌丘珠空港を利用するメリットがあるといえます。
特に、長期旅行や長期出張などで北海道や札幌に中長期間滞在している場合であれば、北海道内の各都市を訪問することもあります。そんなとき、札幌から函館へ移動するシーンも発生するでしょうが、その際にはこのように、札幌丘珠空港を利用するのがよいでしょう。
北海道の空港といえば新千歳空港だけを思い浮かべがちですが、丘珠空港を利用するメリットはビジネスユースだけではないということになります。 - 丘珠空港 バス
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札幌丘珠空港から、もしくは札幌丘珠空港へのアクセスにはバスを利用することができます。札幌丘珠空港から札幌中心部へのアクセスにはバスが最適ですが、それ以上に距離の離れた場所へのアクセスとなると、バスでは効率が悪くなってしまいます。主に札幌圏に在住している、または滞在している方々が利用するためのアクセス手段ということができるでしょう。
札幌市内には、東西線、南北線、東豊線といった3路線の市営地下鉄が整備されていますが、札幌丘珠空港はこの市営地下鉄の東豊線、栄町駅が最寄りの駅となります。
栄町駅からのバスでのアクセスの場合には、バスの乗車時間はおよそ5分程度となります。その他、大通西6丁目からのアクセスは、乗車時間40分、460円でのアクセス。大通西3丁目からのアクセスは、乗車時間38分、440円でのアクセス。札幌駅からのアクセスですと、乗車時間25分、400円でのアクセスとなります。
同市営地下鉄南北線の麻生駅からもアクセスすることができ、この場合には乗車時間15分、210円でのアクセスとなります。中央バスターミナルからのアクセスの場合には、乗車時間35分210円でのアクセスとなります。
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