函館空港の空港案内
ena(イーナ)による函館空港ガイド。基本データ、運行スケジュール、交通アクセス、周辺観光、格安航空券情報など。
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函館空港について
人に優しく、使いやすく、地域と共に生きる空港を目指している函館空港は、函館市の中心部から、約10km東方の海岸沿いの丘陵に位置している。
観光地として名高い函館市にあり、コミューター航空路線(小型航空機による短距離・多頻度運航)が道内の空港で最も多い便利な空港でもあることから、1970年の開港以来、函館空港は本州から道内観光の玄関口として発展している。
2005年には「人に優しく使いやすく」をコンセプトにした新ターミナルビルのオープンに合わせ、駐車場の拡大も行われ誰もが使いやすいように整備が進められている。
函館空港からはJR函館駅だけでなく、五稜郭や湯の川温泉などの観光地にも近いため日本からの出発だけでなく海外からの旅行者にも需要がある。 -
函館空港の基本情報
- 正式空港名
- 函館空港
- 英語名
- Hakodate Airport
- 通称
- 函館空港
- IATA 3レターコード
- HKD
- ICAO 4レターコード
- RJCH
- 位置
- 北海道函館市高松町
- 駅名
- 空港直結の鉄道、モノレールはない。JR函館駅からバスやタクシーで移動
- 就航航空会社
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函館空港 アクセス
- 函館空港 から 函館駅 バス
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道南地域にあり、北海道新幹線の開業によって国内外の注目の集まる函館市は、最近観光客の増加も著しく、それゆえに、各交通機関の集中する場所となっています。こうした中で、短時間で快適に移動ができる手段として、航空機の重要性は非常に高いものとなっています。それを担うのが、函館市にある道南最大の空港、函館空港です。函館市は、港付近と市街地、そして湯の川地域、周辺市町村と、訪れた方の行動範囲が広くなりがちな特徴を持っています。そのため、市内での交通手段が重要になってきます。
函館空港から函館市中心部まではおよそ9kmの距離にあります。この間を移動する手段として、バスが運行しています。
バスは、函館帝産バス、函館バス、大沼交通のバスの3種類のバスが運行しており、函館空港と函館駅との間をつないでいます。このうち、JR函館駅との間を担っているのは函館帝産バスで、函館空港とJR函館駅との間はおよそ22分間の乗車で到着します。運賃は大人410円となっています。JR函館駅を拠点に市内での移動を計画している場合や、函館空港とJR函館駅との間を移動する際には、この手段が便利といえるでしょう。また帰りの航空機を利用する際にも便利でしょう。 - 函館駅 から 函館空港 バス
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函館空港から函館駅へのアクセスの際に、バスが利用できることと同様に、函館駅から函館空港へのアクセスの際にも、バスを利用してアクセスすることができます。
こちらは、函館空港から函館駅へのアクセスと同様、函館帝産バスが運行しているバスがこの間を担っています。
発着時刻は、平均すると一時間に3から4本程度運行しています。ただし、7時台、12時台、18時台には2本、16時台には25分の1本しかありません。
19時台になると、函館空港からJR函館駅までの運行がありますが、JR函館駅から函館空港へ向かうバスはありませんので、この時間に利用する場合には注意が必要です。
また、もう一つのバスとして函館バスがあります。これは函館駅前から湯の川温泉、湯倉神社前、函館空港までをつなぐ路線で、市内の各停留所で停車しながら函館空港へ向かいます。
函館駅前から函館空港までは、概ね23分となっています。各停留所に停車するため、市内にいる場合、駅や空港以外の場所でも降車したい場合などにはこちらの交通手段のほうが便利というケースもあります。
空港・駅の間のアクセスにはいくつか手段がありますが、自分にとってもっとも適する手段のバスを選ぶのがよいでしょう。 - 函館空港 から 函館市内 バス
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函館空港から出発するバスにはいくつかの種類があります。まず、函館空港とJR函館駅をつなぐ函館帝産バス、同じく函館帝産バスで、函館空港と新函館北斗駅とをつなぐ路線もあります。そして、函館空港と函館大沼プリンスホテルをつなぐ大沼交通、函館空港と函館市内各方面をつなぐ函館バス・函館帝産バスとがあります。函館空港からJR函館駅へは、函館帝産バスにて所要時間は22分、運賃は410円となります。函館空港から新函館北斗駅へは、所要時間およそ56分、運賃は1000円です。函館空港から函館大沼プリンスホテルまでは、所要時間がおよそ70分で、運賃は1240円となります。
函館空港から函館市内各方面行きは、函館駅方面へ向かう「96系統」、五稜郭方面行きの循環バス「とびっこ」、「五稜郭タワー・トラビスチヌシャトルバス」、五稜郭快速線の「100系統」、五稜郭方面行きのシャトルバスとがあります。
JR駅や新幹線駅、市内での滞在地や主要な観光地へ向かう各バス路線がありますので、函館空港を訪れる方はバスでの移動も選ぶことができるというわけです。必要に応じて、それぞれのバス路線を利用し、快適な函館滞在とするのがよいでしょう。 - 函館空港 シャトルバス
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函館空港から発車するシャトルバスには、函館バスが運行する「五稜郭タワー・トラビスチヌシャトルバス」と、函館帝産バスが運行する「五稜郭方面行きシャトルバス」とがあります。
まず、五稜郭タワー・トラピスチヌシャトルバスは、函館空港2番バスのりばより発車し、函館空港、トラピスチヌ前、湯倉神社前、湯川温泉電停前、市民会館・函館アリーナ前、五稜郭タワー前、函館駅前という順に停車します。運行期間は年度ごとに変わるようですが、平成28年は11月1日から平成29年3月31日までとなっており、期間中は毎日運行しています。ただし、年末には運休があります。なお運賃は、最も近い停留所までが210円、距離が離れるごとに220円、240円、260円、300円という料金体系です。
次に、五稜郭方面行きシャトルバスは、函館空港から、湯の川温泉、湯の川花びしホテル前、市民会館函館アリーナ前、五稜郭法華クラブ前、五稜郭公園入口という順に運行します。運賃は最短で230円、それ以上の距離になると、350円となります。こちらも運行期間は年度ごととなり、平成28年は、12月10日から12月31日までの運行となります。
冬季に函館空港を訪れる場合には、有効な移動手段となりそうです。
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函館空港 お土産
- 函館空港 お土産
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函館空港には、近年観光客が数多く訪れています。北海道への海外からの観光客が増加していることと合わせ、函館新幹線が開業したことによって、国内からの函館への関心も高まったことが理由として挙げられるでしょう。
そうして函館に関心を持ち、実際に足を運ばれた方が、函館空港で買っていくお土産には、ある程度の傾向があります。函館はもともと観光地という側面もあるため、お土産となる商品の種類も多いのですが、最近ではWebでお土産ランキングというサイトも公開されていたりします。
函館空港でのお土産で高い人気を誇るものといえば、やはり「ペイストリースナッフルス」の「チーズオムレット」でしょう。これは、「ペイストリースナッフルス」が函館のケーキ店であること、そして味わいも非常に評価が高く、半熟オムレツのような食感の、スフレタイプのチーズケーキです。
他には、函館独自のお土産として「函館ラーメン」があります。数あるラーメンのなかでも函館は港町であることから塩ラーメンが有名であり、ストレート麺や昆布ベースのスープなどといった特徴があります。これらもお土産品として人気があります。
函館空港のお土産品店は、函館空港ターミナルビルの2階にあります。様々な道内の人気商品、函館のご当地商品が楽しめるようになっています。
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函館空港 駐車場
- 函館空港 駐車場
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函館空港へ自家用車でアクセスした場合には、函館空港のターミナルビル向かいにある駐車場を利用することができます。こちらの駐車場は24時間利用可能となっており、収容台数は791台です。大型車を利用する場合には、全高3.8m、全幅2.5m、全長6.0m以下の車両であれば利用することができます。
駐車料金は、入場から30分まではどの車種も無料となっており、以降60分、90分、120分と時間に応じて料金が上乗せされます。60分までの駐車料金は、普通車が100円、大型車が300円、二輪車が50円となっています。
ただし、24時間毎の最大駐車料金は普通車800円、大型車2,400円、二輪車400円となっているほか、長期割引サービスもあります。これは4日目以降(72時間以降)の上限料金から、普通車は100円、大型車は300円、二輪車は50円の割引を受けることができます。
このほか、空港ビルが指定するテナント・イベントを利用する場合には駐車料金が割引となるほか、障がい者割引の制度があります。それぞれ、駐車場および障害者手帳が必要となります。
駐車期間の上限は、連続して14日間以上の利用をすることができない点は注意が必要です。
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函館空港 レンタカー
- 函館空港 レンタカー
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プライベートでの旅行、ビジネスでの利用を問わず、航空機でアクセスした地域で車を利用したいという需要はあるものです。そのような需要に応えるため、多くの空港では、レンタカー営業所を設置しており、レンタカーの手配を行うことができるようになっています。
車での移動が交通の多数を占めている北海道ではもちろんその事例にもれず、函館空港にレンタカー営業所を設置しています。
函館空港では多くのレンタカー会社を利用することができます。函館空港で手続きができるレンタカー会社は、「日本レンタカー」、「日産カーリース」、「トヨタレンタリース」、「タイムズカーレンタル」、「ニッポンレンタカー」、「オリックスレンタカー」、「ホンダレンタリース」、「OTSレンタカー」、「ワールドネットレンタカー」の全9社となっています。
函館は市街地、港湾部、湯の川地域など、観光地が点在していることもあり、バスでの移動やJRの移動だけではままならないシーンも出てくることが予想されます。
家族でのアクセスに限らず、個人であっても、函館のあちこちをまわるという予定がある場合には、これらの事業者が提供するレンタカーを利用するという選択肢を加えてみてもよいでしょう。
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函館空港 グルメ
- 函館空港 レストラン
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北海道函館市は、北海道の南端部分にあり、海に面していることから、新鮮な海の幸が有名です。道外や国外から函館を訪れる方も、函館の魚介を楽しみに訪れる方も多く、市内には海鮮を扱う飲食店が数多く存在しています。
こうした函館の新鮮な海の幸は、北海道函館市の空の玄関口、函館空港でもその一部を味わうことができます。多くの大規模空港がそうであるように、函館空港にも飲食をすることができるレストランがあります。
函館空港のレストランは、国内線旅客ターミナルビルの3階にあります。ここは滑走路や津軽海峡が一望できる展望レストランとなっており、航空機の発着待ちのひとときを過ごすには理想的な環境ともいえます。
ボックス席は106席、カウンター席12席という広いスペースで、函館の新鮮な魚介を味わうことができます。レストランからのおすすめのメニューとしては、新鮮な魚介類を使った海鮮丼や本マグロ丼、そして北海道産のいくらを使ったいくら丼などが挙げられます。そのほか、ジンギスカン丼や道産ヒレカツ定食など、道産食材がふんだんに使われていることがうかがえるレストランです。
なおレストランは、朝は7:30から、夜は19:30までとなっています。ただし最終搭乗時刻に合わせて営業しているため、空港への用事の際には安心して利用できるでしょう。
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函館空港 ラウンジ
- 函館空港 ラウンジ
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空港で過ごすひとときの時間というのは、なぜかワクワクしてしまうという方も多いのではないでしょうか。これから旅行にいくワクワクを体感しているという方もいれば、旅先での楽しい思い出を、空港で噛みしめるという方もいらっしゃるでしょう。あるいは、遠い場所から航空機に乗って来る方を待っている時間というのも、なんとも言えない高揚感の中で過ごす時間となる場合が多くあります。
こうした空港でのひとときを過ごすための場所は空港にはいくつかあります。レストランやお土産ショップなどもそのひとつなのですが、しっかりと食事をとるほどではないけれど、少し座ってお茶を楽しみたい、という需要も当然あるでしょう。そのようなときに役立つのが、いわゆる「ラウンジ」です。
函館空港には国内線旅客ターミナルビルの2階に、ラウンジ「ポルックス」があります。「ラウンジ」と言うと、ビジネスラウンジを想起しがちですが、ここはどちらかというとビジネスラウンジというよりも、喫茶店という雰囲気がぴったりな軽食スペースです。
滑走路に面したガラス張りの座席で、飛行場の雰囲気を感じながら、ゆったりとしたひとときを過ごすことができるラウンジとなっています。
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