秋田空港のアクセス

秋田空港 から 秋田駅 バス

秋田県秋田市の中心部から南東におよそ20kmの位置にあるのが、秋田県での空の交通を支える秋田空港です。秋田空港は、先述のとおり秋田市中心部からは20kmほど離れており、直接のアクセスが行える公共交通機関は存在しません。もっとも近い交通機関としては、秋田新幹線の和田駅ですが、そこからもさらに南へ下る必要があります。
こうした秋田空港の地理的要因から、秋田空港からの発着のバスというのは重要な交通手段となっています。とくに、奥羽本線と羽越本線、秋田新幹線の駅となっている秋田駅へのアクセス手段の確保は、秋田空港を利用するあらゆる方にとって重要な問題です。
秋田空港から、秋田駅へは、こうした手段としてバスが整備されています。リムジンバスは、秋田中央交通が運営するバスです。秋田空港から、仁井田中丁、市営住宅前、卸センター入口、北都銀行前、秋田駅西口、木内前、川反入口、県庁前に停車します。なお、所要時間は、秋田空港から秋田駅西口まではおよそ40分、県庁前までがおよそ50分となっています。秋田駅の乗り場は「西口１番」になり、運賃は秋田駅西口まで930円となります。予約の必要はありませんが、定員制のため満席の場合には乗車できないことがあります。
尚、2024年3月中旬までは県道復旧工事のため秋田空港から秋田市内行きバスの北都銀行前での降車はできませんので注意が必要です。

秋田駅 から 秋田空港 バス

陸路での移動の主要拠点である秋田駅から、秋田の空の玄関口でもある秋田空港へのアクセスは、秋田空港から秋田駅へのアクセスと同様、リムジンバスにて結ばれています。多くの空港がそうであるように、このリムジンバスは航空機の発着時間との接続を意識して時刻設定がされています。
この秋田駅から秋田空港までのリムジンバスは秋田中央交通により、市役所前停留所を始発として運行されており、秋田空港発の航空便出発時刻に合わせて1時間に1〜2本程度の本数での運行となっています。
市役所バス停から秋田駅西口まではおよそ10分。そしてそこから秋田空港への乗車時間はおよそ40分程度となっています。運行の時刻表については、秋田空港のサイトにて秋田中央交通のサイトへのリンクが公開されておりますが、時刻表は1ヶ月単位での公開となっています。また、新型コロナウイルス対策による航空機の減便に伴い、リムジンバスも減便する場合がありますので、利用される日程が近くなってから再度確認してから訪れるのがよいでしょう。

秋田空港から各地へについて

秋田県は四季によってその景色や雰囲気が異なり、季節ごとに楽しめるのも魅力です。南北に長く海に面した沿岸と山に面した内陸部があり、エリアごとに様々な表情を楽しめむことができます。
秋田空港から各方面への移動にはエアポートライナー（乗り合いタクシー)の利用が便利です。キングタクシーの運行する『乳頭号』では、角館までは60分4,500円、田沢湖畔・田沢湖駅までは95分5,300円、乳頭温泉郷まで130分6,700円、『玉川号』では玉川温泉まで155分10,000円、『男鹿半島号』ではなまはげ館へは95分7,300円、男鹿温泉郷まで105分7,300円、戸賀・男鹿水族館GAOまで120分7,700円、加茂地区まで130分7,700円、また中仙タクシーの運行する『大仙・美郷号』では刈和野まで40分3,500円、JR大曲駅まで55分4,000円、中仙（羽後長野）まで70分4,000円、美郷町まで70分5,000円、象潟合同タクシーの運行による『本荘・象潟号』では、旧本荘市内まで50分6,000円、西目高校バス停前まで85分6,000円、TDK秋JR田工場まで105分7,000円、JR仁賀保駅まで105分7,000円、JR金浦駅まで115分7,000円、JR象潟駅まで125分7,000円です。いずれもご利用日前日17：00までに予約が必要です。
また、秋田空港からにかほ市へは予約制の乗合バスがあり、前日正午までに予約することで、秋田空港からTDK秋田工場、JR仁賀保駅、JR金浦駅、道の駅ねむ丘等を経由し、JR象潟駅まで行くことができます。運賃は区間問わず一律料金となり大人１名3,500円です。