但馬空港の周辺観光について

但馬空港の展望台について

多くの空港では、展望デッキや展望エリアが設けられており、航空機を間近で見ることができる環境というのは空港にしかないと言っても過言ではありません。但馬空港にも、コンパクトながらコウノトリ但馬空港ならではの迫力ある離着陸風景を楽しむことができる展望デッキがあります。
展望デッキはターミナルビルの３階に整備され、管制塔の真下に出入り口があります。ターミナルの敷地分の広さがあり、比較的ゆったりと見学できます。周りは遮るものがなく周辺を一望できるため、飛行機の離発着の光景を存分に楽しむことが出来るでしょう。
2022年に展望デッキをリニューアルし、空港モニュメントが設置されました。旅の思い出にお気に入りの写真撮影に立ち寄るのもいいでしょう。

但馬空港のキャンプ場について

コウノトリ但馬空港にはターミナルから徒歩5分のところに日本で唯一の空港キャンプ場があります。 ここは「Airport Campsite in TAJIMA」といい、夜は満天の星、朝夕は目の前で飛行機の離着陸が全面芝生で見れるキャンプ場となっており、但馬空港I.C.からは車で約5分のところにあります。
ここでは、チェックインして設営が終わった後の夕方18：00、チェックアウト前の片付けがひと段落したタイミングの朝10：00に、飛行機の離陸を間近に見ながら迫力満点な雰囲気を味わうことができます。
上空には視界を遮るものがないため、夜は条件がそろえば満天の星空を楽しむことが出来ます。
手ぶらセットプランも用意されており、キャンプ道具の準備や荷物が心配な方も手ぶらでキャンプを楽しむことができます。デイキャンプの利用も可能です。
また、このキャンプ場は竹野浜海水浴場まで車で30分、城崎温泉まで車で20分、出石まで車で23分と市内周遊に便利な立地となっています。
営業期間は4月〜6月・9月〜10月となっています。営業期間は変更となる場合がありますので、利用を計画する際は公式ウェブサイトを確認した上で予約するのがよいでしょう。

但馬空港のスカイダイビングについて

コウノトリ但馬空港は西日本で唯一スカイダイビングが体験できる空港です。ここでは体験タンデムスカイダイビングが体験でき、インストラクターと固定して飛ぶので初心者でも、知識がなくても問題ありません。体験飛行機では約3,500メートル上空まで上がります。ダイブするその落下速度は時速200キロにもなるそうですが、速度とは逆に、まるで空に浮いているような感覚が体験できます。約40秒間のフリーフォールの後はパラシュートでゆったり空中散歩を堪能でき、飛行機の搭乗とはまた違った体験として全身で空を堪能するのもいいでしょう。
1名様から参加可能で、ご予約前には必ず利用規約を確認の上事前に申込みを済ませることとなります。
予約は前々日まで可能ですが、空き状況次第となりますので予定が決まり次第早めに予約をするのが望ましいでしょう。
予約当日、スカイダイビング関西のクラブの会員登録を済ませたら、たった10分の講習で、気軽にスカイダイビングが楽しめます。但馬の山々と、一面に広がる日本海は絶景です。
シーズンは2月〜12月中旬となり毎日開催していますが、飛行機の整備などの為、臨時休業となる場合や悪天候や飛行機トラブルによる中止が急遽発生する場合もあります。
体験スカイダイビングの年齢制限は18歳〜65歳までとなり、身長145cm以上、185ｃｍ以下、体重40kg以上、85kg未満で、心身ともに良好な方に限ります。制限外の方は当日でもキャンセルされる場合がありますので事前に公式ウェブサイトでよく体験内容を確認することが望ましいでしょう。

但馬空港のフェスティバルについて

夏休み最後の週末に但馬空港で開催の航空イベント「コウノトリ但馬空港フェスティバル」は航空ファンや家族連れに愛され、特に手に汗握る大興奮のエアロバティック航空ショーは人気で毎年たくさんの見物客が訪れるイベントで、平成7年から年1回開催されてきましたが、平成26年の第20回をもって終了しました。
長年の実施により空港PRなどの目的は達成したとの理由で終了しましたが、近年はより多くの皆様にコウノトリ但馬空港を身近に感じ親しんでいただけるよう、「空の日」を記念した空の日スペシャルイベントが但馬空港ターミナル(株)主催により年に1度開催されています。
イベントの内容としては有料でのセスナ体験飛行や体験タンデムスカイダイビングの他、JALなりきり制服体験　やフライトシミュレーター体験などの無料イベントも用意されています。新鮮で美味しい地元農産物が集結したマルシェも開催されるなど航空ファンだけでなく家族連れや多くの方に楽しんでもらえるイベントが開催されています。
イベント内容などは変更となる可能性もありますので、参加を検討される場合は事前に公式ウェブサイトで詳細を確認の上で行かれるのがよいでしょう。