南紀白浜空港のアクセス

南紀白浜空港からバスでの移動について

南紀白浜空港では、空港へのアクセス手段の確保に向け、様々な取り組みがなされています。路線バスによる南紀白浜空港へのアクセスはその一つであり、この路線バスは、明光バスが運営しています。
この路線バスは発着便ともに路線バスであり、リムジンバスではありません。フリー乗車券は、空港ビル1Fの福亀堂売店で販売されています。
南紀白浜空港へアクセスする路線バスとしては、白浜駅を最初に発車するのが12:58で、ここから「とれとれ市場」、「アドベンチャーワールド」と順に停車し、13:17に南紀白浜空港へ到着します。最終の便は、17：13に白浜駅を発車し、「とれとれ市場」、「古賀浦」、「大浦」、「白浜バスセンター」、「三段壁」、「アドベンチャーワールド」の停車地を経由したのち、17：48に南紀白浜空港へ到着します。
また、同様の経路を通って南紀白浜空港からアクセスすることもできます。この場合は、09：52に空港を発車するバスに乗車すると、10：12に白浜駅へ到着します。空港から白浜駅やその他の停車地にアクセスするバスは、航空機の到着便213便、215便、219便にそれぞれ対応しており、09：28、09：52、13；17、18：04にそれぞれ発車します。経由地や終着地が若干異なるルートのものもあるので、事前にウェブサイト等で確認してから乗車するのが望ましいでしょう。
また、明光バスでは「快速 熊野古道号」が運行されており、紀伊田辺駅経由で熊野古道中辺路・熊野本宮大社・新宮へ向かうルートもあります。白浜エリアからと熊野本宮大社までは所要時間約2時間10分で結ばれています。
白浜空港から新宮までの運賃は大人3,450円となり、所要時間はおよそ3時間15分となります。観光バスタイプのバスで運行しますが、予約は不要です。普通運賃のみで乗車することができるので、目的地に合わせた計画を立てることができるでしょう。
運行スケジュールなどの詳細はご利用前に明光バスの公式ウェブサイトで確認のうえ、利用するのが望ましいでしょう。

南紀白浜空港からリムジンバスでの移動について

南紀白浜空港からは串本・太地・那智勝浦・新宮へ直行するリムジンバスが運行しています。2021年4月1日からは1日2往復に増便され、古来より多くの人が訪れている聖なる場、世界遺産『熊野古道』や熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社、那智山青岸渡寺の三社一寺の総称『熊野三山』への移動がますます便利になりました。
このバスは熊野御坊南海バスの運行で、白浜空港を出発後、途中停車地（乗車のみ）、すさみマリオット、串本駅、串本大水崎、橋杭岩マリオット、太地駅、紀伊勝浦駅を経由し、新宮駅に向かいます。
乗車運賃は南紀白浜空港 から 新宮駅まで大人3,200円、紀伊勝浦駅、太地駅までは大人2,600円、 橋杭岩マリオット、串本 大水崎、串本駅までは大人2,000円、 すさみマリオットまでは大人1,800円となり、子どもは大人の半額となります。
道路状況および気象状況等の要因により、運行の安全確保が困難と判断した場合や飛行機が欠便の場合、運休することがありますので、最新情報は運行会社の公式ウェブサイトを確認することが望ましいでしょう。

南紀白浜空港から高速バスでの移動について

南紀白浜空港は東京や大阪からのルートも確保されています。白浜-大阪線の高速バス「白浜エクスプレス大阪号」や白浜-東京線の夜行バス「ホワイトビーチシャトル」が運行しています。
白浜空港から大阪間の運賃は大阪駅、なんば、ユニバーサルスタジオジャパンまでは大人片道3,300円、往復5,900円となり、りんくうタウン駅までは大人片道3,000円、往復5,400円となります。りんくうタウン駅は平日のみ停車しますが、停車しない日もありますので、運行情報は運行会社の明光バスまたは共同運航の西日本JRバスの公式ウェブサイトで確認するのがよいでしょう。
白浜空港から東京間の停車地は横浜のYCAT、東京のバスタ新宿・池袋駅東口、埼玉のさいたま新都心バスターミナル・大宮駅西口・西武大宮営業所なります。当路線の運賃は運賃カレンダー表が設定されており、目的地や乗車日によってことなりますので、詳細は運行会社の明光バスまたは共同運航の西武バスの公式ウェブサイトを確認の上、電話又はインターネットで予約をするのがよいでしょう。