千里川土手

大迫力の着陸風景

千里川土手は、伊丹空港に着陸してくる航空機を真下から間近に見ることができるスポットです。滑走路の端がすぐそこなので、アタマの上のかなり低いところを飛行機が通過していきます。ちょうど飛行機の進入方向にまっすぐ向いて立つと、飛行機が自分めがけて飛んできているような錯覚を覚えるほどです。また、大型機が着陸する際には、風圧で河川敷の砂を巻き上げ、砂嵐のようなものが起こります。

北側で見るか、南側で撮るか

河川敷は滑走路に近い北側と、川を挟んだ反対の南側があります。ちょうど橋が架かっているのですが、この橋は渡ることができませんので、基本的にはどちらか一方を決めて訪れることになります。北側は滑走路に近いので飛行機をより近くで見ることができますが、逆にフェンスが近いため、着陸した後の飛行機の写真を撮るには不向きです。一方、南側は少し高くなっていることもあり、着陸後の飛行機もキレイに撮れるため、写真を撮るのがメインなら南側が良いかもしれません。

アクセス方法

間近で大迫力の飛行機が見られる千里川土手ですが、アクセスがやや不便です。自家用車やレンタカーがあれば、土手から徒歩5分ほどのところにある「オリックスパーキングスポット千里川土手」が場所も比較的わかりやすく、駐車台数も多いので便利です。公共交通機関を使った場合、最寄駅は阪急宝塚線の曽根駅となりますが、そこから徒歩20分ほどかかるようなので、なかなか大変ですね。そこで、クルマがない場合にオススメなのがシェアサイクルです。伊丹空港周辺にもシェアサイクルのステーションがあり、南ターミナルから数分歩いた場所にも「ハローサイクリング」のステーションがあります。
ここから千里川土手への行き方は、シェアサイクルのステーションをそのまま南方向へ直進→「走井北」交差点を斜め右（1時の方向）へ右折→しばらく道なりに進み、「新勝部橋」で千里川を渡った先にある交差点を右折→道なりに進むと千里川に出るので、そこからは川沿いの未舗装道路をひたすら進めば、南側のスポットに到着します。