石垣空港の空港案内
ena(イーナ)による石垣空港ガイド。基本データ、運行スケジュール、交通アクセス、周辺観光、格安航空券情報など。
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石垣空港について
石垣空港は、かつて沖縄県(石垣島)の石垣市に存在していました。運行していた当時は国内で167万人、海外で12,000人前後の利用があったことが、2012年度の統計資料により明らかにされています。
石垣空港の歴史は古く、1943年に沖縄県八重山郡が当時の旧日本軍海軍飛行場を誘致し建設されたことを始まりとし、1956年には民間航空による運行が開始されていました。その後、1972年には沖縄の日本復帰を受けて管理者が石垣市から沖縄県に移るなど紆余曲折があったものの、1979年には暫定ジェット化空港として対応後、2013年3月7日に新石垣空港が開港するまで石垣島の空の拠点として運用されていました。
供用廃止前日までの時点で就航していた運行路線は、日本トランスオーシャン航空(JTA)の運行する東京国際空港、関西国際空港、那覇空港、宮古空港、琉球エアコミューター(RAC)の運行する那覇空港、宮古空港、与那国空港、全日本空輸(ANA)の運行する中部国際空港、関西国際空港、福岡空港、那覇空港、宮古空港、Peach Aviation(ピーチ)の運行する関西国際空港への路線がありました。
現在、空港機能は新石垣空港へ移行が完了しています。 -
石垣空港の基本情報
- 正式空港名
- 南ぬ島石垣空港
- 英語名
- Painushima Ishigaki Airport
- 通称
- 石垣空港
- IATA 3レターコード
- ISG
- ICAO 4レターコード
- ROIG
- 位置
- 沖縄県石垣市
- 駅名
- 就航航空会社
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- ANA(全日空)
- Peach(ピーチ)
- SNA(ソラシドエア)
- 日本トランスオーシャン航空
- 琉球エアーコミューター
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石垣空港 アクセス
- 石垣空港 バス
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2013年に供用廃止され、新石垣空港に機能を移転した石垣空港ですが、供用されていた当時は、旅客航空便の運行最終日である2013年3月6日まで、東運輸が石垣バスターミナル発着便となるホテル日光八重山経由の西回り便、全日空ホテル&リゾートを経由する東回り便とを運行していました。
現在、新石垣空港では、バス路線が整備されています。路線バスの運行は引き続き、東運輸が受け持っており、石垣バスターミナル発着便では、「平得・大浜・白保経由空港線」、「日航八重山・ANAインターコンチネンタル経由空港線」、「東回り一周線・西回り一周線」、「川平方面発着便」、「米原キャンプ場線」があります。
なお、この他には、カリー観光が運行する「石垣港離島ターミナル行き」の直行バス便が運行しています。
なお、新石垣空港から市街地までバスでアクセスする場合の所要時間はおよそ45分ほどで、料金は540円となっています。この路線バスはおよそ15分感覚での運行となっています。バスを利用する予定のある場合、詳細な時刻表、運賃等については、東運輸株式会社、カリー観光バスのそれぞれのウェブサイト等より、最新の情報を確認してから利用するのがよいでしょう。 - 石垣空港 から 石垣港
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2013年に開港した新石垣空港は、文字通り石垣島の玄関口として機能している空港です。石垣空港を空の玄関口とするなら、石垣港離島フェリーターミナルは、石垣島と各離島を結ぶ海の玄関口と言うことができるでしょう。
もちろん、新石垣空港から石垣港離島フェリーターミナルへのアクセスが確保されており、空と海をつなぐ導線の役割を果たしています。
新石垣空港と石垣港離島とを結ぶアクセス方法は、路線バスによって確立されています。路線バスは東運輸が運行しており、石垣港離島フェリーターミナルまで2系統の路線がありますが、いずれの系統の路線に乗っても石垣港離島フェリーターミナルに到着することができ、運賃は520円となっています。
このバスで石垣空港から石垣港離島フェリーターミナルへアクセスする場合には、おおむね35〜40分程度、もしくは45〜50分程度の所要時間で到着することができます。バスの本数については、朝一番と最終便を除くと、およそ15分感覚で運行しています。空港からの始発は07:15、バスターミナル発が06:30となっており、最終便は空港発が21:45、バスターミナル発が21:00となっております。石垣空港・石垣港離島フェリーターミナル双方に用事のある方は、こちらの路線バスを利用するのもよいでしょう。
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石垣空港 レンタカー
- 石垣空港 レンタカー
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本州での旅行やビジネスユースなどの場合であっても、到着地での移動手段の確保には神経を使う必要があります。特に、石垣空港は島ということもあり、島へ到着したあとに移動手段を確保する必要がある場合も多いでしょう。
石垣空港のある石垣島では電車などの移動手段がないため、バスやタクシーによる島内の移動が考えられますが、やはり自分で運転する車があったほうが利便性は高いといえるのは間違いないでしょう。
そのような需要に応えるため、新石垣空港ではレンタカー会社の送迎バスのりばが整備されています。他の大規模空港のように、空港ターミナルビルでレンタカーの手続きをすることはできませんので、その点は注意が必要となります。
石垣市内で利用できるレンタカー会社は数多くあり、ニッポンレンタカーやオリックスレンタカーといった大規模レンタカー会社のほか、地元に密着したレンタカー会社などもあります。
どのようなレンタカー会社で、どのような車をレンタルするかについては、各レンタカー会社へ事前に問い合わせをしておくのがよいでしょう。
これらのレンタカー会社を必要に応じて利用することで、快適に石垣島滞在を楽しむことができるでしょう。
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石垣空港 ラウンジ
- 石垣空港 ラウンジ
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石垣空港は、2013年の新石垣空港開港に伴い閉鎖されました。そのため、空港機能は新石垣空港に移設され、石垣空港でのかつてのの情報を現在で知るすべはありません。
現在の新石垣空港のターミナルビル内の施設については、新石垣空港のウェブサイトから概要を確認することができます。
その施設の中で、新石垣空港にはラウンジがありません。一般的な空港とは異なりますが、「特別待合室」と名付けられた施設は、ターミナルビル2階にあります。ただし、空港で言うところのラウンジと異なるのは公開スペースではなく、どちらかというと会議室と同じような扱いの施設となっています。利用には、利用1ヶ月前からの予約手続きが必要となっており、利用料金は1時間5000円となっており、08:00から20:30までの時間帯で利用することができます。
他の空港のように、当日空港に入って気軽に利用する、という用途を考えている方は、そういった施設がないため注意が必要です。
もしそういった用途で、航空機の発着待ちの時間などに空港を利用したい場合には、空港内にて営業しているレストランやカフェなどを利用するのがよいでしょう。スターバックスや海鮮店などもあるため、食事やコーヒーなどを楽しむことができます。
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新石垣空港
- 新石垣空港
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2013年3月に開港しました。「南ぬ島(ぱいぬしま)石垣空港」という愛称で呼ばれています。
新石垣空港から市街地へ行くには、東(あずま)運輸株式会社とカリー観光バスが運行するバスに乗る方法があります。行き先はそれぞれ、東運輸株式会社は石垣バスターミナル、カリー観光バスは石垣港離島ターミナルとなっています。所要時間は約30分から37分で、運賃はどちらも540円です。
タクシーは、あずまタクシー株式会社や株式会社かびら観光交通などが利用できます。石垣市中心部まで所要時間約30分とバスとさほど変わらず、運賃は約2700円です。 ターミナルの1階からエレベーターで、景色の良い屋上展望デッキへ上がることができます。
空港内には28店舗のレストランやショップがあるので、ちんすこうや紅芋タルトなどの沖縄銘菓、シーサーの置物や琉球グラス、泡盛に沖縄の地ビールなどのお土産をここで買うことができます。
あの海人Tシャツを購入できるショップもあるので、石垣に来た記念にと購入したら良い思い出になりそうですね。伝統工芸や自然素材を使った島雑貨や島コスメを扱っているショップもあり、女性へのお土産の参考になりそうです。空港に到着して一足先に沖縄のソーキそばや石垣牛を味わうこともできるようです。
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