成田空港 成田空港の施設について
成田空港のフロアマップや、特徴ある施設について詳しく解説します。
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成田空港の施設について
- 成田空港 ターミナル
成田空港には、ターミナルが複数あります。まず、1978年の開港当時から使用されている第1ターミナル。国際線・国内線にそれぞれ航空社が運行しています。スターアライアンス、スカイチーム、ワンワールド、ノンアライアンスにそれぞれ各航空会社の航空便が運行しています。
第2ターミナルにも同様に国内線・国際線が運行していますが、第2ターミナルは2009年9月のサテライトエリアの改修が行われ、各種設備の充実が図られました。深夜に滞在できるスペースを確保するため、北側の仮設ターミナルが改装され、24時間利用可能な滞在スペースが設けられ、さらに2016年7月には、空港内で初の24時間営業店舗として、吉野家がオープンしました。
第3ターミナルはもっとも新しいターミナルで、2015年の4月に開館しました。第2ターミナルの北端から通路で繋がっており、徒歩で移動する場合には、おおむね15分程度必要です。
第3ターミナルの特徴としては、LCC専用のターミナルとして利用されているということがあり、空港ラウンジが存在しません。その代わり、フードコートや空港案内所があります。
お土産や食品がある売店のほか、ハンバーガーショップや和食、カフェなどの飲食店もそろっています。- 成田空港第1ターミナル
成田空港には、旅客ターミナルが第1ターミナル、第2ターミナル、第3ターミナルと、ビジネスジェット専用ターミナル、貨物ターミナルとがあります。一般の旅客者が使用するのは、第1、第2、第3ターミナルの3つのターミナルということになりますね。
その中で第1ターミナルは、1978年の開港当時から使用されており、もっとも歴史のあるターミナルビルということになります。そこから施設が老朽化し、1999年3月に中央ビル、北ウイングが大幅に改修が施されました。
その後、2006年の6月にも南ウイングが改装完成し、施設等の大幅な改善が行われました。
現在の第1ターミナルビルの北ウイングは、第1、第2サテライトは、主にスカイチーム加盟各社のチェックイン・カウンターがあります。南ウイングには、第3から第5サテライトがあり、ここにはスターアライアンス加盟各社と、全日空ハンドリング各社のチェックインカウンターがあります。ターミナル内は広く、端から端までの移動は大変ですので、搭乗予定の航空会社のゲートはよく確認することをおすすめします。
増設されたラウンジや改装された店舗など、利用者が非常に利用しやすくなった第1ターミナルは、多くの方が利用するターミナルとなってます。- 成田空港第1ターミナル 免税店
近年、日本を訪れる外国人観光客の数が急増し、日本国内の各ショップでお土産や記念品として、日本の製品を購入していく外国人観光客の姿も、街中のあちこちで見かけることができるようになっています。
成田空港にも、空港内ショップがあり、様々な品物が販売されています。なかでもこうした訪日外国人の方々に喜ばれるのが免税店です。
成田空港には、免税店・ブランドブティックが合計で20軒以上展開されています。ブランドショップとしては、MONTBLANC、ブルックスブラザーズ、TUMIなどが一堂に会しているANA DUTY FREE SHOPや、フランク・ミュラー、オメガなどのブランド腕時計が集まるFa-So-La WATCHESもあります。
ブランドブティックや免税店らしく、決済にクレジットカードが利用できることも特徴で、あまり現金を持ち歩くことがないという方にも利用しやすいショップとなっています。
これらの店舗の営業時間はショップによって異なるものの、朝は7:30ごろから夜は20:30ごろまで営業している店舗もあるため、出発前や到着後の時間を利用して訪れてみるのもよいでしょう。- 成田空港第1ターミナル 南ウイング
成田空港には第1ターミナル、第2ターミナル、第3ターミナルとがありますが、そのうち第1ターミナルについて見てみましょう。
成田空港のターミナルには様々な機能があります。それは階層によって異なっており、地下1階は鉄道駅、一階、2階は国際線の到着ロビーと駐車場との連絡通路、3階には出国手続き後フロア、4階にはレストラン・ショップのエリア、五階にはレストラン・ショップと展望エリアとがあります。
旅行者の多くは、休息を取ったり、お土産を見るために4階以上のエリアに行くことが多いでしょう。ここは北ウイング・南ウイングと別れています。
これは特に南北で店舗の違いがあるというわけではないのですが、各ウイングにはそれぞれのウイングへの出発ロビーがあります。
南ウイング側の4階にはレストランエリアがあります。築地寿司岩やだし茶漬け えん、京成友膳などのお店は、日本人旅客者のみならず、海外から日本を訪れて日本文化や日本食を味わいたいと考えている外国人観光客にとっても便利で嬉しいエリアとなっていることでしょう。また、もちろん和食だけではなく、スターバックスやマクドナルドといった軽食やカフェ、CAFE&DINNING N's COURT第1ターミナル店などの洋食店、唐朝刀削麺などの中華料理店も存在しています。- 成田空港第1ターミナル 北ウイング
成田空港の第1ターミナルビルには南ウイング・北ウイングという呼称が付けられています。これは主に中央ビルのさらに先の、出発ロビーに対する呼び方であり、チェックインカウンターを利用する旅客者がどこのカウンターを利用すればよいかという点において必要とされる情報となっています。
南ウイングには、第3から第5サテライトがあり、第3サテライトは31-38ゲート、(32ゲートはバスゲート兼用)、第4サテライトは41−47ゲート(45、46はエアバスA380対応)、第5サテライトは51−59ゲート(59AーCはバスゲート)、A-Hゲートとなっています。なおB-Gは出発バスゲート、A・Hはバスゲート兼用となっています。
ウイング部を除く、中央ビルと呼ばれる場所は主に店舗などが入居しており、飲食店やカフェが存在します。出発ゲートと近い位置にあるため、これから航空機で出発する方にとっては使いやすい場所のレストランやカフェとなっています。
南北ウイングの間に特に仕切り等は設けられていませんが、北ウイング・南ウイングの間に中央ビルが位置しているため、ウイング間の移動には中央ビルを経由する形での移動を行う必要があります。- 成田空港第2ターミナル
成田空港の第2ターミナルは、到着ロビーが1階にあり、出発ロビーが3階という配置になっています。本館とサテライトに分かれており、連絡通路で接続されています。航空会社は、日本航空や格安航空会社の出発・到着に利用されています。本館は60、61−68、71−75、70Aー70M、A-Sゲート、サテライトは81−88、91−99のゲートがあります。
第2ターミナルビルは、第1ターミナルと同様、到着・出発ロビーのほかに各店舗も入居しており、ペット用ホテル、キッズルーム、ラウンジなども営業しています。また、成田空港で滞在されたい場合は、カプセルホテルの「ナインアワーズ成田空港」も第2ターミナルで営業しています。
また、免税店は第2ターミナルに「ナリタ5番街」という免税店モールがあります。1992年にオープン後、2007年に大改装され、4000平方メートル以上の国内最大の店舗面積を持つ免税店モールとなります。
免税店モールには、エルメスやカルティエなどの有名なブランドブティックがあるほか、家電製品・電子製品を扱うFa-So-La TAX FREE AKIHABARAなどの店舗もあります。この中にも飲食店もあり、エクセルシオールカフェやCafe&Bar AVIONといった店舗があります。- 成田空港第2ターミナル 免税店
外国人旅行者が日本を訪れる際に、日本での買い物を楽しみにしてくる外国人旅行者の方も数多くいらっしゃいます。「爆買い」という言葉も新聞やニュースなどで話題となりましたが、そのような需要を支えているもう一つの要素が、免税店の存在です。
成田空港内にも免税店があり、もちろん第2ターミナルビルの中にも免税店が入居しています。
成田空港第2ターミナルビル内の免税店は、20店舗以上あり、PRADAやHERMES、Cartierといった有名ブランドブティックのほか、JAL DUTYFREEのサテライト店も存在します。化粧品や香水といった商品、腕時計やブランドアイテムなどが数多く揃っている免税店街は、これら日本を訪れた外国人の方にとってはもちろん、日本人にとっても注目の店舗となっていることは間違いありません。
最近はキャッシュレス化が進んでいますが、これらの免税店街の多くはクレジットカードでの決済に対応しており、旅行する前や旅行後の、あまり現金を持ち歩いていない旅客者であっても、その場でクレジットカード決済によって商品を手にすることができるようになっています。 成田空港を訪れる機会があった際には、一度訪れてみるのもよいでしょう。- 成田空港の営業時間について
成田空港は、一年を通して多くの旅客が空の便を利用するために訪れたり、送迎に来たりします。航空便の時間帯によっては深夜や早朝に訪れることもあることでしょう。
成田空港では、ターミナルビルについては利用開始時間が決められています。第1ターミナルビルの国際線出発エリアは5:00から、国際線到着・国内線エリアも5:00からです。第2ターミナルは、国際線の出発エリアは05:00から、国際線到着・国内線は24時間ご利用可能となっています。
一方で、24時間開放されており利用できる施設・店舗も存在します。各ターミナルには24時間営業しているコンビニエンスストアがあるほか、第3ターミナル本館2階の出発ロビー、および第2ターミナルウエイティングエリアは24時間の滞在が可能ですので、ここで出発までの間を待機することができます。
また、これとは別に、24時間チェックイン可能なカプセルホテル「ナインアワーズ成田空港」もありますので、ここも深夜や早朝での利用が可能となっています。
深夜や早朝など、旅程の中で移動が難しくなった場合や交通機関、発着便などの待ち時間を過ごすには、これらのエリアが利用しやすいエリアとなっています。- 成田空港の展望デッキについて
空を飛んでいる航空機を見る機会は、なかなかなく、空港に訪れた際は飛行機を見る特別な機会でしょう。大きな機体が滑走したり、離陸・着陸する様は、子どもだけでなく大人も楽しめる光景と言ってよいでしょう。
成田空港では、こうした航空機の姿を眺めることのできる展望デッキを備えています。成田空港の展望デッキは、第1ターミナルビル、第2ターミナルビルのそれぞれにあります。
まず第1ターミナルビルは、5階に展望デッキがあります。この第1ターミナルビルの展望デッキからは、4000mある滑走路の全体をみわたすことのできるビューポイントとなっており、離発着のシーンをしっかりと見ることができます。
第2ターミナルビルの展望デッキは4階にあり、ここからは、駐機している航空機を間近で見ることができるポイントとなっており、多くの見物客がいます。
第1・第2ターミナルビルの展望デッキ・見学デッキはそれぞれ、4/1から9/30までの期間は6:30〜21:00まで、10/1から3/31までの期間は7:00〜21:00までの開放時間となっています。
悪天候の場合などは、状況によりこれらのデッキが閉鎖されることがあります。
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ena.travel 編集部
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最終更新日:2024年02月01日