茨城空港のアクセス

茨城空港から東京駅のバスでの移動について

北関東の空の玄関、茨城空港は茨城県小美玉市百里にあります。茨城県のほぼ中央に位置する茨城空港は、東京都の羽田空港や、千葉県の成田空港に対して、大規模空港では展開しにくい格安航空会社やチャーター便などの発着の受け皿としての役割を果たしてきました。
このような背景から、茨城空港は、首都圏へのアクセスを意識してきました。しかしながら、茨城県内からのアクセスにはバスなどが整備されたため、時間はかかりますが東京、千葉などの県外からのルートがあります。
茨城空港のアクセスは、自家用車以外にはバスとJRによって繋がれています。例として、茨城空港から東京駅まで、直行の連絡バスが運行されています。この直行連絡バスは、15:10に東京駅へ向けて発車します。乗車時間は、およそ150分です。運賃は、大人1,650円、小人830円です。なお、この直行連絡バスを利用するには、乗車日の1か月前から前日までの予約が必要です。当日空席があれば、予約がなくとも乗車できる場合がありますが、自身の旅程と合わせて適宜予約しておくのがよいでしょう。

東京駅から茨城空港のバスでの移動について

首都圏にある東京国際空港（羽田空港）や、成田国際空港の補助的な空港としての役割を期待されている茨城空港にとって、茨城空港に到着した方々の首都圏へのアクセスが整備されてきました。自家用車でのアクセス等を除いて、茨城空港へのアクセス手段はJR、もしくはバスでのアクセスが中心となっており、茨城空港と各拠点は連絡バスによって接続されています。
首都圏、東京から茨城空港へのアクセスについて詳細に見てみると、東京駅から茨城空港への直行連絡バスが関東鉄道によって運行されています。
この東京駅発茨城空港行きのバスは、東京駅を11:50に出発するバスが運行しています。ルートは、JR東京駅の八重洲南口を発車して宝町LPから首都高速常磐道を通り、千代田石岡ICを降りて茨城空港へ至るというルートです。
到着時間は13:30です。自身の出発予定便と比較し、直行連絡バスをうまく旅程の中に取り入れていくとよいでしょう。

茨城空港の高速バスでの移動について

茨城空港は、開港前には「陸の孤島」と呼ばれるほどの交通不便の地であり、JRによるアクセスは最寄りである石岡・新鉾田駅まで10km程度の距離があるため、利用者にとって不便ではないかとの指摘がなされていました。現在の茨城空港は、各方面に対して、あるいは各方面からの直行連絡バスを整備することでその交通手段を確保しています。
茨城空港からの各方面へのバスは、「常陸太田・日立・東海・ひたちなか方面」、「石岡方面」、「鉾田方面」、「東京方面」、「水戸方面」、「つくば方面」へのバスを展開しています。
首都圏に向かう、あるいは首都圏からのアクセスは、つくば方面のバス、東京方面のバスを利用し、その他茨城県内へ向かうルートも確保しています。
ただし、東京方面へ向かう直行連絡バスは、常磐自動車道を使っても90分から150分程度かかる場合があります。そのため、早朝や午前の航空便を予約しているような場合には、アクセスにかかる時間を想定しておく必要があり、他の交通手段と比較して検討する必要があるでしょう。
東京駅方面のバスの運賃は、大人1,650円、小人830円です